Walk on the Road leading to the Sea
-homage to Richard Long-

十勝川河口まで歩く
ーリチャード・ロングに捧ぐー

私の現在の創作の原点は、
1996年に開催された2つの展覧会にあります。

1つは世田谷美術館での「リチャード・ロング展 山行水行」であり、
いま1つは、和歌山県立近代美術館での
「紀伊半島を歩いて ロジャー・アックリング&ハミッシュ・フルトン」です。
いずれもイギリスを代表する現代アート作家です。
なかでもとりわけ、リチャード・ロングのの詩的な「テキスト」に心惹かれます。

これは、リチャード・ロングにならい、
十勝大橋から十勝川河口まで14日間をかけて「歩行」した
その「歩行」の記録です。

リチャード・ロング(Richard Long、1945年〜)
ロジャー・アックリング(Roger Ackling、1947年〜2014年) ハミッシュ・フルトン(Hamish Fulton、1946年〜)

池田 緑